 「ザ・グローワーズ」は2002年9月に醸造家でワインメーカーのフィル・メイ氏によって設立されました。そして、ビジネスとして動き出した最初の頃、ペンバートンにあるフィルが所有するペッパーミントグローブ・ヴィンヤードがワイナリーとしての役目を請け負っていました。そして、2003年3月には西オーストラリア州の南西部にある6つの地域から17箇所にもなる他の畑(葡萄栽培者)が加わりました。また、2003年の5月には既にワイナリーとして出来上がっていた「アヴィー・ヴェイル」の所有地を賃貸契約し、これらの葡萄生産者が株主となり現在の「The Growers・グローワーズ」としてのワイナリーがスタートしました。そして、この時からビジネスのベースがプレミアム産地マーガレットリバーへと移ったのです。名高い西オーストラリア産ぶどうの品質とワイン・メイキングの技術が融合されたワインを世に送り出す事が、ワイナリーとして強く気持ちを持つところです。そして、このような強い気持ちが私達の短い歴史の中で、品評会での成功や重賞を受ける機会に繋がっています。昨今の天候不順や温暖化の影響下の中、安定した葡萄つくりは非常に困難になってきており、大手生産者が大量に広範囲から葡萄を買い付けるような手法は、もの作りを大切にしている小規模生産者には困難な現状があります。しかし、グローワーズは西オーストラリア州の葡萄生産地をほぼ網羅しており、各々の生産者の出資によってワイナリーを経営していることから安定して適正な価格でワインを販売できる非常に稀なワイナリーです。このようなブドウ栽培者達(Growers)が出資しワイナリーを形成している状況はオーストラリアにおいて非常に珍しく今後のワイナリー・モデルにも繋がるでしょう。特に、高品質のブドウでこれほど手軽なワインからプレミアムワインまで、大手企業でしか成し得なかった事を西オーストラリアでやってのけたグローワー達の今後の活躍も楽しみです。
<グローワーズのワイン産地 / 畑名(地区名)>
- Blackwood Valley / Springhills, Boronia Gully, Browns, Pine Ridge, Rocklea,Norwood
- Great Southern / Powderbark Ridge
- Geographe / Legends, Scotts
- Margaret River / AbbeyVale, Baj,Basewood, Canebrake, Poverty Ridge, Wulura
- Pemberton / Peppermint Grove, Pimelea Vineyards
- Peel / Baldivis Estate
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